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那覇市民ギャラリーで水彩画展-心象作品を中心に100号超える大作も

静物や人物を描いた作品は少なく、抽象作品や心象風景を表した作品がほとんどを占める

静物や人物を描いた作品は少なく、抽象作品や心象風景を表した作品がほとんどを占める

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那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1)で7月12日、水彩連盟沖縄支部のメンバーによる合同展「水彩画展」が始まった。今回で21回目。

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 同部は、2007年に亡くなった水彩画家・平良晃さんを中心に1990年に設立。水彩による創意ある作品制作を目指す集団で、毎年1回の合同展をはじめ、同連盟主宰の公募展、沖展、県展などに積極的に出品している。

 メンバー15人が独自のテーマで、10号の小品から80号、100号を超える大作まで44点が並ぶ。静物や人物を描いた作品は少なく、抽象作品や心象風景を表した作品がほとんどを占める。作品も多様で、鮮やかな色彩、大胆な構図で力強くあるいは精緻に描く。

 同支部長の橋本弘徳さんは「水彩画は水を媒介とした自由で多様性のある絵画表現で、皆さんの水彩画のイメージを覆す。水彩でもこうした大作を描けることを皆さんに知ってほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月17日まで。

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