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那覇・松山に飲食店「おうちあそび」-「好きな沖縄で出店したい」と夢実現

靴を脱いで上がるスタイルで、「家で遊ぶ」をコンセプトに落ち着いた雰囲気を演出する

靴を脱いで上がるスタイルで、「家で遊ぶ」をコンセプトに落ち着いた雰囲気を演出する

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 那覇・大典寺近くに7月7日、飲食店「おうちあそび」(那覇市松山1、TEL 098-863-9913)がオープンした。

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 築50年の古民家を改修した店舗の面積は約11坪。席数は21席。靴を脱いで上がるスタイルで、「家で遊ぶ」をコンセプトに落ち着いた雰囲気を演出する同店。畳敷きの座敷、テーブル席、カウンター席を設ける。外壁の塗装や内装の一部、レジカウンター、靴箱の制作を店主自ら行ったという。

 メニューは、「小(こ)づまみ」「中つまみ」「大(おお)つまみ」「しめつまみ」など、ネーミングにも遊びを取り入れる。小つまみは「自家製みそ漬け」(300円~)など8種、中つまみは「ラフテー地釜豆腐」(490円)など5種、大つまみは、沖縄そばを使った「沖縄風広島お好み焼き」(600円)など4種を提供。「しめつまみは」はコロコロボール(400円)、みそ汁など。

 ランチ営業にも対応する。「沖縄風広島お好み焼き」「広島風沖縄焼きそば」「ラフテー地釜豆腐」(以上600円、みそ汁付き)などを用意。

 ドリンクは、泡盛を凍らせシャーベット状にしたオリジナルの「泡シャリサワー」(350円)や「泡シャリッピー」(500円)をはじめ、泡盛の蔵本を巡り作り手の泡盛に対する思いを聞いて集めたという「白百合」「春雨カリー」「珊瑚礁10年古酒」「直火請福」などのほか、焼酎、日本酒もそろえる。

 店を切り盛りするのは、沖縄で働いていた経験がある広島県出身の村上哲基さんと、沖縄で暮らすのは初めてとなる埼玉県出身の宮崎なつみさんの2人。埼玉にある沖縄料理店で一緒に働いていたという2人は、「独立して店を出すなら好きな沖縄で」と決めていたという。村上さんは今年2月に沖縄に再移住し店舗探しを始め、宮崎さんは4月に越してきて夢を実現した。

 村上さんは「自宅や友達の家でくつろいで遊んでいる感じを大切にしたい。お客さまが気持ちよく楽しんでもらえるように料理だけでなく、接客にも力を入れ、空間作りなど勉強しながら頑張っていきたい」とし、宮崎さんは「小さい店でお客さまとの距離が近いので、店とお客さま、お客さま同士など、皆さんが会話を楽しめる店になれば」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時、ディナータイム=18時~翌1時。定休日は調整中。

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