沖縄県北部の国頭村、大宜味村、東村の3村が2月25日（沖縄県内は27日以降）、JTB沖縄、JTBパブリッシングと協力して「るるぶやんばる沖縄北部」を発刊した。

「るるぶやんばる沖縄北部」の表紙

　「やんばる地域情報発信事業」の一環として発刊した同誌では、3村を取り巻く緑豊かなやんばるの自然と、やんばる地区ならではの農山村空間の中で営まれるさまざまな日常を広く紹介。やんばるへの来訪者の拡大と、目的別重視型観光客の集客増加を目指す。

　国頭村役場（企画商工観光課）、大宜味村役場（企画観光課）、東村役場（企画観光課）が企画し、JTB沖縄（那覇市）と、全国各地の旅の案内を展開するガイドブック「るるぶ」を発行するJTBパブリッシングが協力して制作した。沖縄県内はもとより、村が主体となって販売する「狭域版るるぶ」は全国でも初めての試みで、この発刊を機に「やんばる」が注目されることを狙う。

　国頭村企画商工観光課の前田活也さんは「沖縄北部やんばる3村は自然にあふれた魅力的な地域。感動的な自然と巡り合うことができる。ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。

　価格は840円。全国の主要書店、県内コンビニなどで販売中。「ジュンク堂書店那覇店」（那覇市牧志1）で3月9日・10日、「やんばる産しめじ」を配布するなどのキャンペーンイベントを予定する。