「第5回沖縄国際映画祭」が開幕し、レッドカーペットイベントと開幕セレモニーが行われる初日の3月23日には4万5000人が集まり盛大な催しとなった。
盛大に行われたレッドカーペットイベントの様子。)(C)2012 沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース
背景には、沖縄県の各市町村が映画祭のプログラムに参加し開幕前から関連イベントを実施、地域での映画祭応援活動を展開したことが挙げられる。「回を重ねる度に映画際が地域のイベントとして位置付けられ市民権を持ち始めていることが確かになってきた」との声も多い。開会セレモニーであいさつした同映画祭実行委員長の大崎洋吉本興業社長は「この映画祭を沖縄全島のものにしていきたい」と今後の方針を語った。
同映画祭は「Laugh&Peace」テーマに、沖縄県宜野湾市、那覇市などを中心に県内各地で開催。特別招待作品をはじめ、コンペティション作品、地域発信型作品などを上映。映画関連イベントも同時に開催し、多くのファンや関係者が訪れる。
運営事務局で宣伝を担当する和泉かなさん(よしもとアール・アンド・シー A&Rセクション所属)は「映画祭の盛り上がりが感じられてうれしい。今年は地域との密着や話題作が多く充実したプログラム。ぜひ会場へ」と呼び掛けている。
映画祭は今月30日まで。