2児の両親が県内初の「親子カフェ」開く-滑り台や授乳スペースも

沖縄県初の「親子カフェ」はキッズスペースや授乳スペースを設置(写真=店内)

沖縄県初の「親子カフェ」はキッズスペースや授乳スペースを設置(写真=店内)

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 那覇に隣接する浦添市内に6月22日、乳幼児や低学年児童の親たちを対象にした親子カフェ(子連れカフェとも)「キッズ・コラボCafe ぱんだ こぱんだ」(浦添市内間2、TEL 098-874-6234)がオープンした。同様のカフェは「沖縄では初めて」(同店)だという。

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 店舗面積は約32坪。席数はテーブル16席、座席16席。白を基調にした店内には、約8畳の座席スペースのほか、約12畳のキッズスペース、授乳やおむつ交換ができるスペースも確保。キッズスペースは子どもらが転んでも怪我をしないよう柔らかなマットが敷かれ、滑り台やテント、絵本などをそろえる。店内には靴を脱いで上がる。

 フードメニューは大人と子どもそれぞれ1人前のセットで、ハンバーグ、カレー、オムライス、魚のムニエル(ともに980円)の4種の中から、親子それぞれが好きなメニューをチョイスできる。スープ、サラダ、付けあわせ、ケーキ、コーヒー(またはティー)が付く。ケーキは、チョコベイクドケーキ(300円)、にんじんケーキ(200円)、くるみ入りケーキ(300円)など常時3~4種類を用意。すべて手作りにこだわり冷凍物は一切使用しないという。

 同店オーナーは、小学3年生と6年生の児童を持つ金城宏幸さんと妻・瑞子さん。端子さんは「料理を作っているのは子を持つ主婦なので、子どもたちの成長や健康を考えて調理している」と話す。

 出店のきっかけについて宏幸さんは「子連れだとレストランやカフェでは落ち着いて食事を楽しめず苦労した経験があった。親がゆっくり料理や会話を楽しめる場所が沖縄になかったのが大きな理由」とした上で、「食事を提供するだけでなく、手作り教室やエステなどとのコラボレーションが行える空間を目指し店名に『コラボ』と入れた」(宏幸さん)。

 「親子だけでなく、おじいさんやおばあさんと孫とのコミュニケーションの場としても是非使ってほしい」(瑞子さん)。「一緒に子育てを楽しみましょう」(宏幸さん)とも話している。

 営業時間は、11時30分~17時30分(ランチタイム=11時30分~15時、ティータイム=15時~17時30分)。日曜・祝日定休。

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