沖縄の健康食材を使ったコスメ商品を開発・販売する「SAUZA（サウザ）」（那覇市久茂地3、TEL 0120-8837-32）は9月1日より、全日空の国内全便で「ナチュラルスキンケアセットSEAON（シーオン）」の販売を開始した。同商品は、全日空の客室乗務員とのコラボ商品で、同社が機内販売で沖縄コスメメーカーの商品を扱うのは初めてだという。

　同商品は、沖縄県産の自然素材のオキナワモズク・ウコン・ナーベーラー（へちま）・黒糖などの天然成分を配合した、防腐剤などを一切使わない「食べられる素材」にこだわった沖縄コスメで、美白や保湿に効果が高いという。

　セット内容は、ソープ（120グラム、ソープケース付き）、ローション（50ミリリットル）、エッセンス（15グラム）、リキッドファンデーション（10グラム）、フェースマスク（2枚）、泡立てネットのほか、これらを収納するオリジナルミニトートが付く。

　同商品は、昨年に東京～沖縄線で機内販売した「サウザ ナチュラルスキンケアセット」が人気だったことから、全日空からコラボ商品開発の依頼があり実現した。

　SAUZA営業インストラクター・比嘉理奈さんは「摩文仁社長の『お客様の喜ぶ顔が見たい』という思いから、愛用者である客室乗務員の意見をすべて取り入れた」とし、「5年の開発期間を経て生まれたリキッドファンデーションの採用をはじめ、保湿力をアップさせたローションやエッセンス、ケース付きのソープ、使い勝手のいいボトルデザイン、泡立てネットなど、妥協せず最上のものを目指した」という。「夏の紫外線でダメージを受けたお肌のためにこの機会にご利用いただけたら」（比嘉さん）とも。

　価格は5,000円（ANAカードメンバーは4,500円）。販売は10月31日まで。

　SAUZAは、2000年創業。オキナワモズクの「フコイダン」成分にいち早く着目し基礎化粧品を開発。県内はもとよりコスメに関心の高い首都圏のOLから全国、シンガポール、中国、台湾、香港まで反響を得ているという。「SAUZA」の名称は「南風」の意味を持つ造語で、現代女性の疲れた肌と心に優しい思いを届ける意味を込めた。全国のわしたショップ、同社のインターネット通販サイトで販売する。