パレット市民劇場(那覇市久茂地1、TEL 098-869-4880)で2月25日、「金城哲夫再び第2弾 ウルトラの時代 同時代を生きた盟友によるトークショー」が開催される。主催は、2007あろもどろ総合文化祭・那覇市文化協会総合部会(TEL 090-8294-5173)。
同祭は昨年、金城哲夫没後30年、ウルトラマン誕生40周年を記念して金城さんが監督・脚本を手がけた「吉屋チルー」を上映。トークショーはその第2弾として企画されたもので、円谷プロダクション時代の金城さんの知られざるエピソードや人物像が披露される。
沖縄県南風原町出身の金城哲夫さんは1963年に円谷プロダクション入社。「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」など、特撮作品の企画立案と脚本を手がけ黎明期の同社を支えた1人。1969年に退社、沖縄に帰郷。ラジオパーソナリティーや沖縄芝居の脚本演出、沖縄海洋博の構成・演出などを務めた。1976年2月26日、不慮の事故により死去。享年37歳。
トークショーの出演者は、ウルトラマン(1966年)でフジアキコ隊員を演じた女優・桜井浩子さん、ウルトラシリーズの脚本を数多く手がけた県出身の上原正三さん、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」などでメガホンをとった監督の飯島敏宏さんのほか、サプライズゲストも予定しているという。また、円谷時代の秘蔵映像の上映も予定。そのほか少年少女合唱団による「ウルトラシリーズ」主題歌の合唱、限定グッズなどの販売、パネル展示も行なわれる。
開催時間は13時~15時。入場無料(別途パンフレット代500円)。同ショーに先立ち2月11日~24日、県立南部医療センター・こども医療センターでパネル展が開催される。