那覇の商業施設「コープあっぷるタウン」（那覇市おもろまち3）に3月12日、韓国鍋料理専門店「東京純豆腐（とうきょうすんどぅぶ） 沖縄あっぷるタウン店」（TEL 098-988-0822）がオープンした。同店は、東京都内を中心に展開する東京純豆腐（東京都港区）のFC店で、11店舗目。西日本では初出店となる。

　「純豆腐」は韓国の鍋家庭料理の一つで、豆乳にニガリを入れて固まる前の柔らかい豆腐に牛骨からとったスープと調味料（タテギ）で味付けし、肉や魚介類、野菜を入れて煮込み、最後に生卵を落としたもの。1990年代、ニューヨークやロサンゼルスでブームになったという。同店は、2006年に1号店となる東京・青山店をオープン。その後、新宿、渋谷、麻布台など都内を中心に、神奈川県横浜市、千葉県千葉市、宮城県仙台市などに店舗展開している。

　沖縄店の店舗面積は約38坪、席数は50席。店内は、しっくい風のオフホワイトの壁に白木のテーブルやいす、ベンチシートなどを配し、カフェをイメージしたという。店の奥にはオープンキッチンを設けた。

　メニューは、豚肉やあさり、エビなどが入った「豚スンドゥブ」（1,000円）をはじめ、チーズスンドゥブ、あさりスンドゥブ（共に1,100円）、牛スンドゥブ（1,200円）、海鮮スンドゥブ（1,400円）など16種類。それぞれスープが「塩ベース」「みそベース」が選べるほか、辛さも4段階から選べる。春雨（50円）、豚、トッポギ、キムチ、バター（共に100円）など14種のトッピングも用意。チヂミセット（500円、チヂミ、キムチ、ご飯、ナムル3種付き）やごはんセット（150円、ご飯、ナムル3種付き）のほか、ランチセット（900円～、ご飯、ナムル3種、デザート付き）を提供する。

　サラダ（600円～）2種、チャンジャ豆腐（500円）などの前菜7種、海鮮チヂミ（1,000円）などの焼き物4種も用意したほか、豆乳アイス（700円）などのデザート4種などのサイドメニューも。

　同店の志堅原一成店長は「豆腐は国産大豆を使い店で毎日作っているのでフワフワで新鮮。辛さが選べて、女性に人気のコラーゲンなどがトッピングできるので、ぜひ一度食べてほしい」と来店を呼びかける。

　営業時間は、ランチ＝11時～17時、ディナー＝17時～23時。