「沖縄県産本フェア」-那覇市・うるま市・石垣市で同時開催

今年は初めての試みとして、沖縄県産本の魅力をさらに伝えるために那覇市、うるま市、石垣市の3市で「沖縄県産本フェア」を実施する

今年は初めての試みとして、沖縄県産本の魅力をさらに伝えるために那覇市、うるま市、石垣市の3市で「沖縄県産本フェア」を実施する

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 リウボウブックセンター「リブロ」(那覇市久茂地1、TEL 098-867-1725)で9月19日より、「沖縄県産本フェア2009」が始まった。主催は、沖縄県内の出版社、ライター、書店、取次店などでつくる沖縄県産本ネットワーク(事務局=TEL 098-835-2777)。今年で11回目。今回初めて、沖縄本島中部の大城書店石川店(うるま市)、タウンパルやまだ(石垣島)でも同時開催する。

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 フェアでは、奄美から八重山の出版社約25社が参加し、1,400種類の本を展示販売する。戦争や歴史本をはじめ、評論、詩・小説、雑誌、料理、健康、自然環境、教育、絵本、コミックなど、さまざまなジャンルの本が並ぶ。

 会場では出品目録(B5サイズ、24ページ)を無料配布する。出品書籍の全タイトル、著者名、定価を掲載したほか、2004年の目録に掲載した「戦後県産本のあゆみ」にその後の5年分を追加した「増補版 戦後県産本のあゆみ」や、恒例の県内アナウンサーによる県産本朗読会「しまほん聴かんかね~」で朗読したアナウンサーと朗読した本の一覧を掲載。そのほか、2,000円以上の購入客を対象にスピードくじを実施するほか、10月5日に「しまほん聴かんかね?~」も開催する。

 同ネットワークのスタッフで出版社ボーダーインク(与儀)の新城和博さんは「これまで那覇だけの開催だったが、3会場での同時開催は初めての試み。さらに多くの読者に沖縄県産本の魅力をお伝えしたいと思い、中部や石垣島でも同時開催することになった。バーゲン本や地域史など、普段はあまり出回らない本も多くあるので、興味のある人は近くの会場に足を運んでほしい」と来場を呼びかける。

 リブロでの開催時間は10時30分~19時30分。入場無料。10月13日まで。

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