那覇市民ギャラリーで「沖美連展」-会員50人の大作50点を展示

独自のテーマで手がけた具象作品から心象を表現した抽象作品などF100号サイズの大作、立体、彫刻作品が並ぶ

独自のテーマで手がけた具象作品から心象を表現した抽象作品などF100号サイズの大作、立体、彫刻作品が並ぶ

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で11月24日より、沖縄県美術家連盟会員による「沖美連展」が行われている。今回で20回目。

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 会場には、同連盟会員116人中50人が独自のテーマで手がけた作品50点を出品。人物、風景などの具象作品から心象を表現した抽象作品などF100号サイズの大作がずらりと並ぶ。そのほか、金属や木などを用いた立体作品や彫刻など、オリジナリティーあふれる作品を展示する。

 同連盟顧問で美術家の大城喜宏さんは「会員それぞれの個性が表れた自信作を出してもらった。出展作品を見れば現在の沖縄美術界の動向を知ることができる」とし、「気に入った作品の個性や手法を覚えてもらい、次の展示会などで探すという楽しみ方でもあると思う。美術や芸術は難しいと思わず、気軽に作品を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 沖縄県美術家連盟は1980(昭和55)年に発足。1994年に社団法人化した県内唯一の美術連盟。毎年「沖美連展」を開催しているほか、奄美大島名瀬市との「道の島美の交流展」、韓国済州島特別自治道との美術家連盟合同交流会、県芸術祭の運営・審査などにもかかわる。

 開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。今月29日まで。最終日16時から「作品講評勉強会」を予定。

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