那覇でカトラリー展-作家6人がスプーンやフォーク、はしなど出品

スプーンやフォーク、はしを中心に木を削り出し漆で仕上げた作品から、ステンレススチールや真ちゅうを材料に鍛金(たんきん)や鋳金(ちゅうきん)技法を用いた作品まで幅広く展示

スプーンやフォーク、はしを中心に木を削り出し漆で仕上げた作品から、ステンレススチールや真ちゅうを材料に鍛金(たんきん)や鋳金(ちゅうきん)技法を用いた作品まで幅広く展示

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 那覇・壺屋の作家陶器専門店「陶・よかりよ」(那覇市壺屋1、TEL 098-867-6576)で5月21日、スプーンやフォークなどの食卓用具をメーンにした合同展「カトラリー展」が始まった。

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 スプーンやフォーク、はしなどを中心に、木を削り出し漆で仕上げた作品から、ステンレススチールや真ちゅうを材料に鍛金(たんきん)や鋳金(ちゅうきん)技法を用いた作品まで、見た目だけではなく手触りも美しい作品約700点が並ぶ。木製のバターナイフやレンゲ、つまようじ、菓子ようじをはじめ、スチール製の大きなサラダスプーン&フォーク、ケーキ用フォークなども。

 参加作家は、さかいあつし(東京・木工)、小沢敦志(東京・鍛金)、鈴木文(千葉・鋳金)、宮良耕史郎(沖縄・木工)、小西光裕(沖縄・鍛金)、謝識真起子(沖縄・漆)の6人。沖縄の陶芸作家(小泊良、赤嶺学、増田良平、東恩納美架)4人も、今回の展示のために新作陶器を出品し彩りを添える。

 企画した同店オーナーの八谷明彦さんは「前からあたためていた企画で、6人の作家に依頼した。ここまで集めたカトラリー展は沖縄ではめったに見られないと思うので、楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 営業時間は10時~19時。今月30日まで。会期中無休。展示作品は販売も行う。

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