那覇に飲食店「燃焼系ダイニング」-ダイエット経験生かした料理提供

店内には鍵付きのロッカー、充電ができる携帯電話ボックス、ステージに変換できる客席、テーブル下の荷物スペースなどを設けるなど随所に工夫を凝らす

店内には鍵付きのロッカー、充電ができる携帯電話ボックス、ステージに変換できる客席、テーブル下の荷物スペースなどを設けるなど随所に工夫を凝らす

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 那覇・久茂地交差点近くに7月12日、「脂肪を燃焼しやすい体をつくるダイニング」をテーマにした飲食店「燃焼系ダイニング ごりぽん」(那覇市松山1、TEL 098-988-9981)がオープンした。店名は、オーナー・松岡政卓さんの学生時代のニックネームから名付けた。

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 店舗面積は約50坪、客席は50席。クリーム色を基調とした店内は、シックハウスや環境浄化対策のエコパラダイス溶液を沖縄ではじめて導入。琉琉松を使ったテーブル席やカウンター席のほか、鍵付きのロッカー、充電ができる携帯電話ボックス、ステージに変換できる客席、テーブル下の荷物スペースなど、随所に工夫を凝らす。

 メニューは、「学生時代に学んだ栄養学や代謝学を基に、30キロ減のダイエットに成功した」という経験を生かし、素材のおいしい部分を最大限に引き出す料理を提供。客席に設置された「メニュー詳細ファイル」で、材料の栄養素や効能などが確認できるのも特徴。

 「低GI(Glycemic Indexの略で血糖値上昇率を指す)メニュー」「脱メタボメニュー」をメーンに、一般メニューもそろえる。「低GIメニュー」は「燃焼系海鮮サラダ」(480円)など約15種、「脱メタボメニュー」は「ごりぽん式若鶏の唐揚」(580円)など約20種、一般メニュー約10種そろえる。

 出店について、松岡さんは「以前にコンサルティング営業をやっており、7年間北海道や名古屋、大阪などを回った。その経験を生かし、いつか自分の古里沖縄でビジネスチャンスをつかむのが夢だった。現実になってうれしい」とし、「ダイエットは、ガッツリ食べてリバウンドしない『燃えやすい体型』をつくるのが大切。お客さんには、食べもの組み合わせや原材料などの情報をどんどん店から持ち帰ってほしい」と話す。

 「いつか店の農場を持ちたい、5年後には5~10店舗に増やしたい。将来は全国展開を視野に入れている」と意欲をみせる。

 営業時間は17時~24時。日曜と連休最終日定休。

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