那覇の市場で「一箱古本市」-日本一狭い古書店が開業3周年で企画

一箱古本市の発起人である南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんやボーダーインク社の編集者でライターの新城和博さんも出店する

一箱古本市の発起人である南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんやボーダーインク社の編集者でライターの新城和博さんも出店する

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 那覇・第一牧志公設市場の斜め向かいにある、市場中央通りの古書店「とくふく堂」(那覇市牧志3、TEL 090-1703-0922)は、4月23日に同店店頭で行う「日本一小さな一箱古本市inとくふく堂」への出店者を募集している。「一箱古本市の開催は沖縄初上陸」(同店)という。

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 一箱古本市は、東京都の谷中、根津、千駄木を貫く不忍(しのばず)通りで2005年4月より開催している「不忍ブックストリート 一箱古本市」が発祥。参加者が段ボール1箱分の古本を持ち寄りコーヒーショップや雑貨店など地域の商店の軒先で出店し、客との対話を楽しんだり本を販売する楽しさを体験できることから参加者も年々増えているという。

 この活動に共感した同店オーナーの徳沢達哉さんは、開業3周年を記念し古本市を企画した。徳沢さんは「不忍の一箱古本市の発起人である編集者でライターの南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんに会いに行き、『那覇で一箱古本市をやりたい』と告げたところ協力してもらうことになった。南陀楼さんも出店する」と話す。

 「スペースの関係で今回は小さな市にした。南陀楼さんのほか、ボーダーインク社の編集者でライターの新城和博さんの出店が決まっている。2人がどんな本を持って来てくれるのかとても興味がある」としたうえで、「残り2~3人を募集したい。好きな作家や本についていろいろな人と話したい人や、『古本屋ごっご』をしたい人はぜひ出店してほしい」と呼びかける。

開催時間は12時~21時。出店費は500円。出店人数は2~3人で、定員になり次第締め切る。出店資格は20歳以上で、県内外在住を問わず旅行者でも応募できる。

とくふく堂ピクニックのような「青空古本市」-コーヒー好き、本好きが多数来店(那覇経済新聞)夜の市場で怖い話を順に披露-「日本一狭い」古本店が企画(那覇経済新聞)「日本一狭い」古書店が「日本一小さな」1坪のブックカフェ(那覇経済新聞)本の魅力を伝えるイベント「ブックオカ2007」-ソラリアでは「天神文庫」も(天神経済新聞)

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