造形作家・おさるさん作品展-沖縄方言がモチーフのイラストなど展示

ミーカガン(沖縄方言で水中メガネ)、ナダグルグル(涙があふれそうな様子)、サンサナー(おてんば)など沖縄方言をモチーフにしたイラストが並ぶ

ミーカガン(沖縄方言で水中メガネ)、ナダグルグル(涙があふれそうな様子)、サンサナー(おてんば)など沖縄方言をモチーフにしたイラストが並ぶ

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で5月20より、造形作家・おさるさんの「おさる作品展」が行われている。毎年1回行っているもので、今回で9回目。

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 会場には、沖縄方言をモチーフに、子どもやおじいとおばあ、動物などを鮮やかな色彩を用いほのぼのと表現した新作イラスト16点を展示する。方言イラストは1回目から発表しているもので、今では約100点近い作品があるという。「ミーカガン」(沖縄方言で水中メガネの意味)をかけ銛を手にした元気な男の子のイラストをはじめ、「お菓子を買ってよ」と小さな女の子が涙をためて訴える様子を描いた「ナダグルグル」など、おもちゃの刀を手にしたサンサナー(おてんば)な女の子のイラストなど。

 おさるさんは「沖縄の方言をできるだけストレートに分かりやすく描いた。楽しみながら描いている。この絵を見てくすっと笑ってもらったり、『昔、こんな子がいたな』と話がふくらんでくれたりすれば」と話す。イラストはパソコンを使って制作した。そのほか、自宅の窯で焼き上げたというさまざまな表情のシーサーなどの置物も展示するほか、ポストカード(1部=100円)も販売する。

 「イラストにストーリーやコメントなどを付けて絵本やカルタにしたいとう人がいれば、ぜひ協力したい。興味がある人は気軽に声をかけてほしい」(おさるさん)とも。

開催時間は10時~19時まで(最終日は17時まで)。入場無料。今月25日まで。

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