沖縄大学近くに4月7日、タイカレー専門店「チャオレー」(那覇市長田2、TEL 090-6163-7323)がオープンした。店名の「チャオレー」はタイ語で「海の民」を意味する。
店舗面積は約10坪で、席数は16席。しっくい風の壁にオレンジに塗られた天井、テーブルやいすを濃い茶色で統一した店内は、カウンター席も設置。タイ国の紋章であるガルーダ像やレリーフ、ココナッツの缶詰、ナンプラーなどの調味料、小物などで演出する。オーナーの山田雅之さん自ら内装工事を行ったという。
メニューは、グリーンカレー、マッサマンカレー、日替わりカレー(共に600円)のみを提供。グリーンカレーは、タケノコ、フクロウタケ、ピーマンなどの野菜に鶏肉が入ったやや辛めのカレーで、「一番のおすすめ」(山田さん)という。マッサマンカレーは、マッシュルーム、タケノコ、鶏肉が入った辛さ控えめのカレー。日替わりでは、レッドカレーやイエローカレー、スープカレーなども提供。
山田さんは「当分はこの3つのタイカレーでいく予定。タイの食堂と同じようにテーブルに粉トウガラシとナンプラーを置き、客の好みで味付けができるようにした」と話す。
ドリンクは、バナナスムージー(450円)、生のレモングラスの葉を用いたフレッシュハーブティー(400円)、コーヒー(350円)を用意。カレーを注文した場合は100円引きになる。「辛いカレーに合うような飲み物を用意した。生のレモングラスでいれるハーブティーは香りや色、味が全然違う」(同)。
出店について山田さんは、「タイカレーを提供する店は何軒かあるが、自分の好みに合うタイカレーがなかったため、自分がおいしいと思うタイカレーを提供したいとの思いが強くなり開店を決めた」とし、「オープンしたばかりだがお客さんの反応は上々で、『また食べに来るよ』とおっしゃるお客さんもいる。今後は、カレーに合うビールやカクテルなどのアルコール、タイ料理なども提供していきたい」とも。
営業時間は12時~21時。日曜定休。