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那覇・うりずん横町通りで「マチグヮーバザー」-通り会店主が商品提供

写真はチャリティーバザーが行われる「うりずん横町市場」で、持主の厚意により期間中は無料で貸し出してもらっているという

写真はチャリティーバザーが行われる「うりずん横町市場」で、持主の厚意により期間中は無料で貸し出してもらっているという

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 那覇・平和通りからつながるうりずん横町通りの「うりずん横町市場」(那覇市牧志3)で4月23日、東日本大震災チャリティーバザー「マチグヮーバザー」が開催される。主催は、那覇市中心商店街連合会・マチグヮー振興チーム。「マチグヮー」は沖縄方言で「市場や商店街」を意味する。

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 那覇市中心商店街に所属する通り会が協力して行う同バザー。各通り会の店舗や家庭で不用になった品々の提供を受け、バザーで販売。その売り上げ全額を義援金に充てる。そのほか、商店会連合会からの義援金を、那覇市を通じて被災者へ送る。

 当日は、家庭や通り会の店主から提供された子ども服や着物、反物などの衣類をはじめ、電気ストーブなどの電化製品、琉球漆器、フライパン、皿などの食器類、引き出物類、おもちゃ、ベビー用品、家具、つぼや置物などの骨董(こっとう)類など多彩な商品が並ぶ。店の商品を提供する店舗も多いという。

 同チーム・チームリーダーの新里俊一さんは「牧志公設市場衣料部の皆さんにかなり協力してもらっている。衣料部で店を構える人は戦争体験者が多く、『困っている時はお互いさま』という意識が強い。一度に運べないので毎日、2、3個を持ってくるオバーもいる」と話す。

 「マチグヮー振興チームで開催する今年中のイベントはすべてチャリティーとする予定。皆さんいろいろな場所で募金していると思うが、マチグヮーで働く人が持ち寄ったものはいろいろで、きっと掘り出し物が見つかると思う。かなり安価に設定しているので、買い物を楽しみながら支援していただければ」と来場を呼びかける。

 開催時間は12時~18時。

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