那覇の写真用品店で「PEN展」-往年の実機14台、作例写真15点を展示

実機のほか、作例集、張り子作家・富永盛人さんの作品や関連書籍、ペンシリーズ開発者・米谷美久さんのサイン入りぺんも特別展示

実機のほか、作例集、張り子作家・富永盛人さんの作品や関連書籍、ペンシリーズ開発者・米谷美久さんのサイン入りぺんも特別展示

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 那覇・首里の写真用品専門店「オリエンタルホビー」(那覇市首里大中町1、TEL 098-886-2700)店内のギャラリーで11月1日より、カメラのオリンパス「ペン」シリーズの実機と作例品展「PEN展-オリンパスペンを楽しむ小さな展覧会-」が開催されている。主催はPEN展実行委員会。

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 オリンパス「ペン」シリーズは1959年~1983年に生産販売。銀塩フィルム1本が2倍に使えるハーフサイズカメラという独創的な発想による経済性と小型軽量化による機動性により1960年代から70年代にかけて大ブームを引き起こした。多くのシリーズ展開が行われ、シリーズ生産累計台数は1,700万台を超える。現在でも多くの熱狂的な愛用者がいるという。

 展示するのは、オリンバスペンS2.8(1960年)をはじめ、EES(1962年)、D(1962年)、F(1963年)、S3.5(1965年)、D3(1965年)、EED(1967年)、EES2(1968年)、EE-2(1968年)、EE-3(1973年)、EF(1981年)など14台のほか、同委員会の呼びかけで撮影された作品約15点をパネルや作品集、スライドショーなどで紹介する。ペン開発者の米谷美久さんがカメラきょう体の内側にサインしたペンも特別出展するほか、張り子作家の豊永盛人さんが制作した張り子の「ペン」の特別出品、ハーフサイズカメラやコンパクトカメラ関連書籍、オーバーホール済みのペンシリーズ6台も展示販売する。

 同委員会会員で同店オーナーの小倉英三郎さんは「カメラだけでなく作品もいろいろな人に協力してもらい開催することができた。カメラは自由に触れるので、フィンダーをのぞいてハーフフォーマットの楽しさを感じてもらえたら」と話す。

 営業時間は12時~18時。入場無料。今月9日まで。会期中は無休。

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